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「プロコーチの仕事は相手の人生に向き合うことだと気づけた」THE COACH ICP受講生・前田ゆきさんインタビュー

こんにちは、THE COACHです。わたしたちはオンラインのコーチングスクールTHE COACH ICPを運営しています。​​

THE COACH ICPには、「コーチとしてプロレベルのスキルを身につけたい」という思いを持って入会される方が多くいらっしゃいます。一方で、本当にプロになれるのだろうかと不安を感じる方も。今回お話を聞いた前田ゆきさんも「最初は不安で、プロになりたいと口には出せなかった」と語ります。

しかし前田さんは、受講中からプロコーチへのキャリアを歩み始め、副業コーチとして独立・ご活躍されています。

前田さんは、どのようにTHE COACH ICPを活用し、プロへの道を辿っていったのでしょうか。プロコーチになるためのステップについてお話を伺いました。

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前田 ゆき(まえだ ゆき)
作業療法士として病院に勤務。脳卒中患者などのリハビリを担当している。作業療法士として働く中で手にとった本でコーチングと出会う。THE COACH ICP受講生、プロコース修了見込み。

コーチングは、教材で学習するだけでは身につかないと感じた

——前田さんがコーチングを学ぼうと思ったきっかけを教えてください。

わたしは今作業療法士として従事しているのですが、作業療法士としてのキャリアのスタートは地域の高齢者を対象とした福祉分野のリハビリの仕事でした。その後医療分野への転職を決意。前職を退職してから次の仕事に就くまでの休暇中に、これまで学んでこなかったことを、と思い目にとまった本を読み漁っていたんです。

本当に無作為に選んだのですが、その本の著者が総じて「コーチ」で、一体どんな仕事なんだろうと調べたのが、コーチングとの出会いでした。

コーチングを知った当初は、単純に「コーチングを受けてみたい」と思いました。でも、そういった本を出している方のコーチングって安くはなくて。「じゃあ、自分でコーチングができるようになればいいんじゃないか」と思って独学を始めました。

——独学からスタートしたんですね! そこから、なぜコーチングスクールに通おうと思ったのでしょうか?

コーチングの本や教材をどれだけたくさん読んでも、あまりスキルが身についていないように感じて不安になったのが1番の理由です。教本にあるような定型文やパターンを覚えていっても、これって机上の空論じゃないかなと思うようになって、スクールに通うことを本格的に考えはじめました。

スクールも安くはないので大変だったのですが、お金を貯める方法を考えるためにコーチングを受けたり、タイミングよく給付金の受給があったりして、受講を決意しました。

——さまざまなスクールがあるなかで、THE COACH ICPを選ばれた理由は何でしょうか?

実践学習が主だったことと、「通いやすさ」が決め手でしたね。受講当初は子どもが生まれたばかりで、外出することも、夫のいない昼の時間帯にまとまった時間をとるのも難しかったんです。でも、THE COACH ICPは講義がオンライン完結で、休日に行われていて、これなら子育てと両立して受講できるなと思いました。

クライアント経験を通して、コーチとして大切なことに気づいた

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——前田さんは受講中から副業コーチとしてご活躍されていますよね。やはり、受講当初からプロコーチを目指していたのでしょうか?

プロになりたいという野望はありました。その思いがあったから、コーチングの資格が取れるTHE COACH ICPを選んだというのもあります。

でも、正直なところ、野望を口に出せるほどではなかったですね。「口に出してプロになれなかったら恥ずかしい」という気持ちが勝っていたのだと思います。

——そうなんですね。前田さんは、THE COACH ICPのコミュニティにも積極的に参加されるなど、受講当時から行動されていた印象だったので意外でした。

受講前に「野望」だったものが、受講を通して「本気でコーチになりたい」という「目標」に変わっていきました。その決意を固められたのは、コミュニティの影響が大きいと思います。

コミュニティには、受講生の方がコーチング相手を募集するチャンネルがありますよね。私は「コーチングを受けたい」という気持ちが強くあったので、いろんな人のコーチングをたくさん受けていました。

そうやってクライアント経験をたくさん積んだことで、徐々に自信がつき、コーチとしても大切なことに気づけた感覚がありました。

——コーチとして大切なこととは、どのようなことでしょうか?

まず、コーチングに正解はないと知ること。そしてコーチングの場では、自分自身のあり方を通して伝えるということです。

コーチングでは、クライアントさんとコーチが一緒に現在の課題や将来像などを見つめます。そこでコーチに求められるのは、「クライアントさんと一個人として対話し、自分を含めたあらゆる視点を提供すること」で、絶対の正解を渡すことではないはずです。

であれば、誰だって「自分」という器を通して何らかの価値提供はできるんじゃないかなと。自分と相手の価値観どちらも大切にできるのであれば、誰もがプロコーチを目指すことができるのではと気づいたんです。

——多くの人のコーチングを受けることで、コーチとしての考えが作られていったんですね。

はい。コーチ側とクライアント側、両方の経験を多く積めたことは、プロコーチとして活動する現在でも役に立っていますね。

また誰でも価値提供ができると気づいた一方で、「プロになるには人の人生と向き合う覚悟が絶対に必要」だと体感できたのも良かった点です。コーチング経験を積んだり自分の過去と向き合う講座などを受けたりして、コーチングの持つ影響力、人の人生に関わる責任にも気づきました。

THE COACH ICPのプロコースを受講するには、有償コーチングの継続クライアントが必要になります。だから、プロコースをスタートする時点では、もう気持ちとしてはプロ。プロコース受講の条件が、「それくらいの覚悟を固めておかないといけないぞと」プロへの道を後押ししてくれたようにも思います。

学習から独立まで、コミュニティに支えてもらった

——受講中は、どのように学習していったのですか?

子育て中だったこともあって、学習やセッションがしやすい環境だったとはいえないのですが、それでもスムーズに学習を進められたのは、ひとえにコミュニティのおかげでしたね。コーチングを練習する相手を探すときもコミュニティを利用して、赤ちゃんがいることを伝えた上で練習相手を募集したりして。応募してくれた方には、同じように子育てしながら受講している方もいて、いまでもママコーチとして情報交換を行っています。

また、コミュニティで開催されている勉強会や交流会に積極的に参加したのは、プロを目指すうえでやって良かったことかなと。その場には、プロコーチの方も参加していたため、コーチングのノウハウや集客方法などについて、実際の声をたくさん聞けました。そうしていく内に、プロコーチとして活動する基盤を作っていけたのだと思います。

——コミュニティを幅広く活用されたのですね。卒業後は、どのように副業コーチを始めていったのでしょうか?

独立する際もコミュニティに助けられました。副業とはいえ、プロコーチになることは自分の事業を始めることにほかなりません。コーチングのスキルを磨く以外にも、連絡・予約ツールの準備、集客用のLP作成、SNS活用など多方面での準備が必要になります。

私自身もともとITやビジネスに疎かったこともあり、ちゃんと事業を始められるか不安でした。ですが、コミュニティには同じようにプロを目指している人やすでにプロコーチになっている人が多く、おすすめのツールを教えあったりLP作成の相談に乗ってもらったりできたのが本当に助かりましたね。

THE COACH ICPのコミュニティは、もともと本業の専門領域が異なる人たちが集まっているのが魅力的なポイントだと思います。普段では接点のない分野の人と交流できて、さまざまな視点から情報が得られることは、独立するうえでも強みになりました。

一人の人間として大きく成長できる場所

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——最後に、THE COACH ICPの受講を考えている方にメッセージをお願いします。

THE COACH ICPは、スキルだけじゃなく、より根本にある自分自身のあり方を磨いていけるスクールだと私は思います。

実践学習によってコーチングの技術を体得できるのはもちろん、自分自身がクライアント役になってたくさんコーチングを受けられるのも大きな特徴です。否が応でも自分自身と向き合う時間が取れるので、一人の人間として大きな成長が望める場所だと感じています。

もちろん、一人で向き合うことが難しいとき、学習が上手くいっているのか誰かに相談したくなるときもあるのですが、コミュニティという頼りやすい居場所が用意されていることで安心して受講を進められました。

コーチングで誰かの力になりたい、幸せになるためのお手伝いをしたいという人も、まずは自分自身が幸せになりたいと考えている人も、ぜひ受講してほしいなと思います。

「THE COACH ICP」では、はじめて受講される方に向けた無料体験会を実施しております。ご興味を持っていただけましたら、まずは無料のオンライン体験会をご予約ください。