こんにちは、THE COACHです。わたしたちはオンラインのコーチングサービスTHE COACH Meetを運営しています。

THE COACH Meetに登録しているコーチは、世界的に権威がある資格の保有者や著書を持つ方など最前線で活躍している方々。THE COACH Meetでは、そんなコーチ陣のなかから事前アンケートをもとにおすすめのコーチを3名ご紹介し、気になるコーチがいれば体験セッションをお申し込みいただけます。

今回は、THE COACH Meetに登録している安部 真由香コーチをご紹介します。大学院で脳科学を専攻し、メーカーでマーケティングを行っていた安部コーチに、コーチになったきっかけとコーチングのなかで大切していることをお話いただきます。

これまでの歩み

大学・大学院では、脳科学を専攻していました。主に研究していたのは「親近感」について。自分と同じ地域の方言と、ほかの地域の方言を聞いたときに生じる脳波の違いなどを研究していました。

大学院卒業後は、化粧品メーカーに入社し、製品開発や新規事業企画、マーケティングを担当していました。

メーカーの仕事もやりがいがあったのですが、今後どういうキャリアを積みたいかを考えていくなかで、この仕事をずっと続けるイメージは湧かなかったんです。自分自身に向き合いキャリアについて考え、周りの人に相談するなかで出会ったのがコーチングでした。

コーチングは希望の光のように感じられた

振り返ると私はずっと対話が好きでした。仕事でも1on1などのチームマネジメントにやりがいを感じていましたし、プライベートでも大人数の飲み会よりも少人数の集まりから深く話し繋がることが好きで。だから、対話が仕事になるコーチングは、自分にとってキャリアに差した希望の光のように感じました。

もともと心理学や脳科学を研究してきたこともあって、人への興味は強く、それゆえにコーチングにも深く惹かれたのだと思います。それで、コーチングスクールに通い、プロになるための資格も取得してコーチとして活動を始めました。

現在はコーチングスキルの専門性をさらに高めたく、コーチの活動を続けながら、イギリス大学院のポジティブ心理学・コーチング心理学専攻に在学し研究を行っています。コーチングの場で得た直感と経験を、学びと研究活動を通して体系化していくイメージですね。コーチは一生の仕事になると感じているので、体験と学問の双方から深めていきたいと考えています。

左脳的／右脳的なアプローチを使い分ける

私がコーチングのなかで重視しているのは「感じていることをそのまま出せる場作り」です。ただクライアントに話してもらうのではなく、「最初にどういうテーマに向き合いたいかを話しながら一緒に明確化する」、「どんな言葉もジャッジせずただ受け止める」などを意識して、クライアントの感情表現や思考が妨げられないように進めています。

クライアントが自分の気づきをもとにして行動して進んでいく、その隣にいられればと考えています。でも、「伴走」という表現は少し違っていて。ちゃんと走れるときも、つまずいて止まってしまうときも、一度出した答えに違和感を感じて戻るときも、常に寄り添えるコーチでありたいと思っています。

コーチングの進め方についてですが、一人ひとり異なります。ロジックを重視している方には、左脳的なアプローチを積極的に行います。研究で得た心理学の知見を解説しながら、ご自身の状態を俯瞰的に把握できるようにサポートします。

一方で、感覚を大切にしている方には比喩を使ったり、頭に浮かぶ心象風景を聞いたりして、その方が持つイメージに根ざした右脳的なアプローチを主に行います。もちろん、どちらか一方にこだわるのではなく、その時々で考えやすい形をクライアントと一緒に見つけていければと考えています。

違和感を無視しないでほしい

たとえそれが小さな悩みであっても、何か悩んでいるということは、現状に違和感を感じているということ。その違和感を無視しないでいただきたいです。その違和感は、自分自身をより輝かせるきっかけになります。より自分がなりたい自分に近づけるチャンスになります。だから、心の声をちゃんと聞くことを通して、違和感の源を見つけてください。もし、それが1人で難しいと感じたら、コーチに声をかけてみてください。もし私でよければ、言葉やイメージにしていくお手伝いができれば幸いです。

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