こんにちは、THE COACHです。THE COACH ICPでは、すべてのコースで現役のプロコーチが講師となり授業を行っています。

【THE COACH ICP 講師紹介】シリーズでは、授業を担当する講師陣の自己紹介をお届け。第3回となる今回は、THE COACH ICPで講師を務める松下 琴乃（まつした ことの）さんのこれまでの歩みとTHE COACH参画のキッカケ、講師として大切にしていることをお伝えします。

これまでの歩み

スペイン・ドイツでアートを学び、日本で環境について探求した学生時代

高校卒業後、「創造的な人生を送りたい」というビジョンのもとスペインとドイツに留学してアートを学びました。たくさんの学びを得られた留学となったのですが、アートを学ぶ中で「より創造性を極めるためには基礎教育が必要だ」と気づきます。

帰国後、日本の大学で環境を専攻。アートを含む、持続可能な社会をテーマにさまざまなことを研究してきました。

「個々の人生こそアートそのものである」という気づき

卒業後は、外資系金融機関にてマーケティングの仕事に従事します。その後、アート関連事業で独立することになるのですが、その過程で「個々人の人生こそがアートそのものである」と感じるようになっていきました。

傾聴で友だちの人生が激変する

2016年ごろ、アメリカで起業し孤軍奮闘する友だちの相談に乗る機会がありました。ところが、仕事のこと、家庭のこと、とさまざまな話を定期的に聞いていても、彼女の力になれている感覚がまったくありませんでした。

「どうしたら人の悩みを上手に聞けるんだろう」。その方法を模索しているときに偶然出会ったのがコーチングでした。それからまずは自分がコーチングを受けるようになり、自分自身の話の聞き方にも変化を感じるようになっていきました。

すると、何年も立ち止まっていた友人の人生が3ヶ月で激変。わたしは当時彼女に対してコーチングをしていたわけではないのですが、自分がコーチングを学んだだけで傾聴力が上がって、彼女の人生が激変・好転するのを目の当たりしたのです。「これはすごい！」素直なその感情が、コーチングを深く学ぶきっかけとなりました。

変化のときの到来を直感

また、その頃と時を同じくして、自分の中で「変化の時がきたような気がする」という直感めいたものもありました。

コーチングへの第一印象は「これを学ぶことで自己変容できそうだし、傾聴力も高まりそうだな」。加えて先程お話した友人の変化を間近で見ていたこともあり、コーチを志すことにしました。

私がもともとやっていたアートは、自己認識力・自分の内側の声を聞ける状態というのが重要です。その点がコーチングと少し似ていて理解しやすかった部分があり、どんどんのめり込んでいきました。

THE COACH 参画のキッカケ

THE COACHにジョインするきっかけは、コーチ仲間であり、現在はTHE COACH の取締役、THE COACH ICP講師を務めるおかちゃんに声をかけられたこと。以前より、コーチングは人類の成長と発達に役立つものだと確信していたこと、時代に合ったプロダクトを創り提供していくこと、コミュニティを育んでいくことを視野に入れたビジョンに可能性を感じ2020年8月にジョインしました。

講師として大切にしていること

講師として大切にしているのは、伝えすぎないこと、場から生まれるニーズに耳を傾けること、自分を場に明け渡すことです。私がお伝えすることは、基本的に、受講生の方々の影響で自然に紡がれているところがあります。そのため、私が講師という役割を握りすぎないよう意識しています。

受講生へのメッセージ

THE COACHを受講する皆さんは、その方にとってのベストかつ必要なタイミングで来てくださっていると思います。だから、自身の主体性や気づきの力を大切に。自分をゆっくり丁寧に見つめる時間を過ごしてほしいなと思っています。そうした時間を過ごすことが、結果的にクライアントの支援につながっていくと信じています。

一緒に働く講師からの他己紹介

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講師紹介記事は今後も続けて更新していく予定です。更新のお知らせはTwitterで行っておりますので、ぜひフォローをお願いいたします。

松下さん、奥野さんが講師を務めるTHE COACH ICPでは、体系的にコーチングを学べる4つのコースを開講しています。ご興味のあるかたは、ぜひ下記リンクからオンライン体験会にご参加ください。