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「コーチングを学んで、人生を取り戻した」THE COACH ICP受講生・岡田さんが歩み始めたプロコーチの道

こんにちは、THE COACHです。わたしたちはオンラインのコーチングスクールTHE COACH ICPを運営しています。​​

「専業コーチになりたい」「コーチとして生きていきたい」。そう決意してTHE COACH ICPを受講し、実際にプロコーチとしてご活躍される方が多くいらっしゃいます。今回お話を伺った岡田 学さん(以下:まーさん)も、受講中から複数のクライアントを持ち、独立。専業コーチとしての道を歩みはじめた一人です。

このインタビューでは、「専業コーチとして独立するのは怖かった」と語るまーさんが、プロコーチを目指した理由から独立するまでのステップ、コーチングをするときに意識していることをお伺いしました。

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岡田 学(おかだ まなぶ:通称 まーさん)
コンサルティング会社に7年半勤務したあと、再生可能エネルギー事業を行うベンチャー企業に従事。ラジオ配信者としても活躍しており、2021年現在4800人のリスナーを持つ。THE COACH ICPの応用コースを受講中に会社を退職し、専業コーチとして活動する(2021年10月現在)。THE COACH ICPプロコース3期生。

尊敬する人が勧めてくれたのがコーチングだった

——まーさんがコーチングを学ぼうと思った理由を教えてください。

きっかけは、個人で行っているラジオ配信でした。僕は1年半くらいラジオ配信者を続けていて、その中でリスナーさんから頂いた質問にライブでお答えする、というコミュニケーションをとっているんです。

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▲ラジオ配信も「まーさん」として行っている

あるとき、リスナーさんから「1対1でもうちょっと突っ込んだ相談をしたい」というお声をもらって。それで最終的には30人くらいの相談に乗ったのですが、個人的には不安が残りました。話し終えたリスナーさんは「ありがとう」と喜んで下さるけれど、これが本当に解決につながったのか、相手のお役に立てたのかが分からなくて。

——役に立てたのかが分からなかった、とは?

相談に乗って終わり、というスタイルだったので、その後相手の変化につながったのかがわからない。その悩みを尊敬している投資家の方に相談したら「コーチングを学ぶことですべて解決するよ」と、こばかなさん(THE COACH 代表)のnoteを教えてくれたんですよ。

こばかなさんのnoteを読んで、たしかにいま悩んでいる「コミュニケーション×課題解決」に近い分野だなと感じて興味を持ちました。タイミング良くTHE COACH ICPがリリースされたので「とりあえず基礎コースだけでも」と申し込みましたね。

プロとしての独立を決意したのは、家族と支え合うため

——まーさんは、受講中から専業コーチとしての活動をスタートされていますよね。やはり最初から「プロになりたい」という気持ちがあったのですか?

いいえ、最初はプロになる気はなく「コーチングをコミュニケーションに活かせればいいな」くらいの動機で学び始めました。応用コースに進んだのも、基礎コースの受講を通して単純に人と話す楽しさにハマったからでしたね。

プロを目指すきっかけとなったのは、応用コースのカリキュラムのなかで受けた、講師のこっちゃんの10分間セッションでした。そのときセッションのテーマは「ビジョンの探求」。

僕は将来のことやビジョンを考えるのが苦手で、以前妻と一緒に考えた「100のやりたいことリスト」も僕だけ全然出てこなかったんです。

でも、こっちゃんのセッションを受けている10分間は、言葉が追いつかないほど将来の光景や心象風景がうかんできたんです。そのときに「俺、コーチになりたいんだ」という、自分でも気づかなかった想いが溢れてきました。

——クライアント体験を通じて、自分の気持ちに気づいたんですね。プロへの挑戦は大きな決断だと思うのですが、不安はありませんでしたか?

子どもが生まれる直前に、収入の見通しを立てにくい「独立・専業のコーチ」になるのは、正直めちゃくちゃ怖かったです。それでも、人の変容の物語に触れるのが大好きな自分にとってコーチは天職だと感じましたし、それとは別にコーチを目指す理由もありました。

——別の理由?

少しプライベートな話になるのですが、コーチになる前から、僕自身には「子どもを育てたい」という夢があって。ただ、妻は仕事やキャリアを大切にしていて、それらをアイデンティティともしている人。出産は、人生に大きな影響を与える出来事ですよね。それで何度も妻と話し合って、最終的には妻の夢の実現と子育ての両立に挑戦することに2人で決めました。

大きな決断の際に、妻は僕の気持ちに寄り添ってくれました。だから僕は、出産後の妻のキャリアや挑戦を全力で支えたかったんです。その方法を考えたときに、まずは「自分が家で働きつつ子育てする」ことが絶対条件だなと。

専業コーチであれば、場所も時間も融通が利きます。子どもが産まれる3ヶ月前に会社を辞めた僕に、「あなたが活き活きと人生を生きられるチャンス。思いっきり挑戦したらいいよ」と、妻が背中を押してくれて。独立する怖さもありましたが、やるしかないと腹をくくりました。

コーチングの価値を伝える前に、人柄を知ってもらうことが大切

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——プロとして活動するうえで、THE COACH ICPでの学びは活きましたか?

実践学習だったからこそ、コーチングを体得できた感覚があります。

書籍でコーチングの基本的な知識に触れることはできますが、書籍「だけ」で身につけることはできないと感じていました。書籍での独学と違うのは、講座やコミュニティのなかで、コーチ役としてもクライアント役としてもコーチングの実践を繰り返せること。そのような時間のなかで、リアルなコミュニケーションを経験したり、自分の心象風景やビジョンが見えてきたりという主観的体験が得られること。

そういった体験がコーチングの学びを早めつつ深めてくれたと思います。

——なるほど。実際にプロとして活動するには、スキルのほか、集客なども必要になると思います。まーさんはどのように集客されたのですか?

集客で大切なのは、最初からコーチングの価値を打ち出すのではなく、まずはコーチ自身の人柄を伝えることだと思うんです。コーチングは、セッションそのものではなく、セッションを通じた「コーチとの関係性」を提供するものだと僕は考えています。

集客においても普段のコミュニケーションと同じように、「コーチ自身の人としてのあり方」をそのまま伝えることが重要なのかなと。

——集客で大切なのは、人柄を伝えること。

はい。僕の場合、その媒体となったのがラジオでした。話し方や聴き方、声の調子、質問への回答などを通じて人柄が温度感をもって伝わるので、Webサイトでただ自己紹介ページを掲載するよりも血の通った人であることが分かりやすかったのではないかなと思います。

ラジオのほかにも、TwitterやFacebook、noteからご依頼いただけることもあります。自分の意見を発信したり、他のユーザーの方とコミュニケーションをとっていたりする様子が導線になっている印象です。僕のセッションを受けてくれた人が感想をシェアしてくれて、その投稿を見た方が依頼してくれることもあります。

——なるほど。もともと関係を深めていたラジオのリスナーさんから価値提供をはじめて、徐々にその輪を広げられていったんですね。

はい、ただ、もちろん集客が上手くいくときばかりではなく、厳しい期間もありました。

僕は個人事業を立ち上げたこともなく、コンサルタントのときにマーケティングを学んでいたわけでもない。また、初回のセッションを受けてくれた人全員が継続クライアントになるとは限らないので、収入は安定しません。売上80万円の月もあれば4万円のときもあって、生活の基盤が揺らいでしまう怖さは常にありました。

しかし、THE COACH ICPにはコミュニティがあり、集客方法や価格設定など必要なことを気軽に相談できました。悩みや小さなモヤモヤを少しずつでも解消していけるので助かりましたね。

助けてもらってばかりだった自分も、今はノウハウや学びを共有する側になれています。卒業生も含めて、学びが循環するのがTHE COACHコミュニティの良いところですよね。

コーチという仕事に惹かれるものがあるなら、飛び込んでみてほしい

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——コーチングをするときに意識していることはありますか?

2つあって、1つは気負いを手放すことです。

コーチングを学びたてのころって、どうしてもセッションのなかで「気づきを作らないと」「良いセッションにしないと」と考えてしまいます。でもコーチングの価値ってセッションだけで生まれるものじゃない。だから、僕は最低限の事前準備はしますが、セッションの場になったらいったん全部手放してクライアントと一緒に場を作ることを大切にしています。

もう1つは、自己一致。自分のあり方と言葉を一致させてクライアントさんと接することが大切だと考えています。

たとえば卑近な例ですが、もしセッション中にお腹が痛くなったとしたら、そのことをクライアントさんに率直に伝えるようにしています。自分が偽ってしまったら、クライアントさんがお腹が痛くなったときも「コーチの時間をもらっているのだから我慢しよう」と気を遣わせてしまうかもしれません。自分が自分に許していないことって、相手にも伝わってしまうと思うんです。そうすると、相手にとっても制約になってしまうので。

だから、自分のあり方をそのまま示すことでクライアントさんにとって安心な場所を作ることを意識しています。ありのままでいてほしいというメッセージが伝わればいいなと思っていますね。

——ありがとうございます。最後に、THE COACH ICPの受講を迷っている人にメッセージをお願いします。

人と話すことが好きで、人との関係を大切にしていきたいんだという願いに気づいたなら、ぜひ挑戦してほしい。僕はコーチングを学んで人生を取り戻したと思っています。天職に出会えて、充足感溢れる日々を送っています。

だから、コーチという仕事に惹かれるものがあるなら、飛び込んでみてほしいです。最終的に、専業コーチにならないと決めたとしても、ご自身にとって「大切にしたい価値観」に気づくことが、自分が納得できる人生を歩むことにつながると確信しています。もし困ったことがあったら、いつでも連絡をください。コーチ仲間として、サポートします!

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